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ロンドン橋落ちたの歌詞の本当の意味と由来とは?

9月8日にエリザベス女王が死去されたことにより、「ロンドン橋落ちた」とSNSで話題になっています。

今回は、「ロンドン橋落ちた」の歌詞の意味や由来について調べてまとめました。

目次

ロンドン橋落ちた歌詞

ロンドン橋落ちた」は、イギリスに古くからあるナーサリーライム(童謡)です。

マザー・グースの中でも代表的なもので、現在では世界中にで知られている「ロンドン橋」と呼ばれています。

ロンドン橋は、その名の通りイギリスの首都ロンドンにあります。大英博物館や国会議事堂、バッキンガム宮殿にもほど近く、まさにロンドンのど真ん中です。何百年も前から、ロンドン市民の生活にはなくてはならない橋です。

出典先=Twitter

〇「ロンドン橋落ちた」歌詞の和訳

London Bridge is broken down,
Broken down, broken down.
London Bridge is broken down,
My fair lady.

ロンドン橋落ちる 落ちる 落ちる
ロンドン橋落ちる 美しいお嬢さん

<以下、重複部分の訳を省略>

Build it up with wood and clay,
Wood and clay, wood and clay,
Build it up with wood and clay,
My fair lady.

木と土で建てよう

Wood and clay will wash away,
Wash away, wash away,
Wood and clay will wash away,
My fair lady.

木と土じゃ流されちゃう

Build it up with bricks and mortar,
Bricks and mortar, bricks and mortar,
Build it up with bricks and mortar,
My fair lady.

レンガとモルタル(漆喰)で建てよう

Bricks and mortar will not stay,
Will not stay, will not stay,
Bricks and mortar will not stay,
My fair lady.

レンガとモルタルじゃ耐えられない

Build it up with iron and steel,
Iron and steel, iron and steel,
Build it up with iron and steel,
My fair lady.

鉄とスチールで建てよう

Iron and steel will bend and bow,
Bend and bow, bend and bow,
Iron and steel will bend and bow,
My fair lady.

鉄とスチールじゃ曲がっちゃう

Build it up with silver and gold,
Silver and gold, silver and gold,
Build it up with silver and gold,
My fair lady.

銀と金で建てよう

Silver and gold will be stolen away,
Stolen away, stolen away,
Silver and gold will be stolen away,
My fair lady.

銀と金じゃ盗まれちゃう

Set a man to watch all night,
Watch all night, watch all night,
Set a man to watch all night,
My fair lady.

見張りを立てよう 一晩中

Suppose the man should fall asleep,
Fall asleep, fall asleep,
Suppose the man should fall asleep?
My fair lady.

見張りは寝てしまう

Give him a pipe to smoke all night,
Smoke all night, smoke all night,
Give him a pipe to smoke all night,
My fair lady.

見張りにパイプタバコをやって
一晩中吸わせよう

ロンドン橋落ちた 歌詞の意味・和訳 マザーグース (worldfolksong.com)

歌詞の意味に関しては謎が多く、現在でも明らかになっていないようで、いくつかの解釈がなされています。

〇歴史的なロンドン橋崩壊説

10世紀から12世紀にかけて、ロンドン橋が造っては流されたということが繰り返されていました。
ヘンリー2世時代の1209年に石造りの橋が完成してからは、橋の崩壊がなくなり、1832年に架け替えられるまで600年以上も堅牢さを保っていました。
しかしこの石橋の上には礼拝堂や民家・商店が立ち並んでおり、それらが火事で焼失するはあったようです。
歴史的に「落ちた」「壊れた」と捉えたという説があります。


〇見張り番と人柱説

歌詞には、「金と銀の橋では盗まれるから見張り番を置こう」という箇所があり、この「見張り番」が、橋を造るときの人柱のことを指しているとする主張があるようです。

『オクスフォード童話事典』 (The Oxford Dictionary of Nursery Rhymes) では、何度橋を架けても壊されてしまう自然の力に対抗できるものとして見張り番、つまり人柱が必要になると述べている。また、各国に伝わる橋を造る際の人柱の例を挙げて、この説を補強している。ただし、石橋を造る際には人柱の記録はないことから、これは事実であったとしても石橋以前に架けられた橋での出来事と推定されている。

ロンドン橋落ちた – Wikipedia

〇マイ・フェア・レディ説

歌詞の「マイ・フェア・レディ (My Fair Lady)」、または古い歌詞にある「レイディ・リー (Lady Lee)」の意味についても、いくつかの説が存在する。
1つは、この「レディ」はウォリックシャーの貴族であったリー (Leigh) 家の婦人がモデルではないかという説である。家を建て替える際にこの婦人は建材などに色々と注文を出した、あるいは工事中に人が埋められたとも言われている。それがこの歌の題材になっているという主張である

ロンドン橋落ちた – Wikipedia

いくつか説があることがわかりました。

政府の隠れた暗号とロンドン橋落ちたの内容は?

エリザベス女王が亡くなられた時の計画として「オペレーション・ロンドン・ブリッジ」と呼ばれる計画があるようです。

内容は

・商店は閉鎖される
・市民は仕事を終えると即帰宅する
・12日間喪に服す

といった内容だそうです。

引用先=Twitter

ロンドン橋計画(ロンドンばしけいかく、英: Operation London Bridge)とは、エリザベス2世が死去した後にイギリスで執り行われる各種行事などの計画のことで、「ロンドン橋が落ちた」(London Bridge is Down)というコードネームでも知られる。具体的には、女王の死の公表、公式な服喪期間、国葬の詳細などがそこで検討されている。その内いくつかの重要な項目は女王自身が決定しているが、女王の死後にその後継者(息子のチャールズ)が決定するものもある。

ロンドン橋計画 – Wikipedia

まとめ

今回、ロンドン橋落ちたの歌詞の意味ついて調べてみました。

ロンドン橋落ちたの意味には諸説あることが分かりましたが、真相は解明されていませんでした。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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